シンボルマーク作成エピソード!
2008年7月23日
みなさんこんにちは。毎日暑い日が続きますね。
さて先日、名刺交換をした方から、シンボルマークについての質問をいただきました。シンボルマークについては、以前からいろいろな場所で同じような質問を頂戴していましたので、今回は、シンボルマークができるまでのエピソードを書きたいと思います。
立候補を決意したとき、自分はどんな政治家を目指そうとしているのかを何日も自分自身に問いかけました。
そんなある日、たまたまTVの日光東照宮の特集で、「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が目にとまり、「見ぬふり、聞かぬふり、言うべきことを言わない。なんて政治家にはなりたくない。『見ざる・言わざる・聞かざる』ではなくて、『見ます・言います・聞きます』でなくてはいけない」とふと思いました。
たまたま次の日、友人数人との飲み会がありましたので、その席で皆に意見を聞いたところ、「自分の目で見たり、聞いたりするのはいいが、自分の考えを主張するより、まず人の話を聞くほうが大切だから、順番として聞くことを先にした方がいい」、「言いっぱなしは良くない。きちんと伝える努力をしろ」、「鱒は綺麗な水にすんでいるから、シンボルマークにしたら...」などのアドバイスをいただきました。
そしてその話を、日ごろからお世話になっている大橋啓一先生(広島芸術専門学校校長・ひろしま美術研究所代表)にしたところ、シンボルマークのデザインを快く引き受けてくださいました。
ところが、できあがったシンボルマークを、後援会の皆さんに見ていただいたところ、「こりゃー鱒じゃないで、どっちかいうとヤマメじゃー」、「ほんまよー。鱒の背中には大きい斑点はないで」、「鱒は真ん中に線があるで」といった意見が沢山出てきたのです。
実は、背中の斑点は、シンボルマークを目立たせるために、大橋先生があえてデザインとして、強調していただいていたものですが、皆さんの意見も大切にしなければいけないと思い、恐縮しながら先生に電話をしました。
大橋先生は、図鑑を調べたり、いろいろと魚屋を回って実物の鱒を観察されたそうです。
いろいろ試行錯誤の上出来上がったのが、下のマークです。
まだ、背中の斑点も大きく、おなかの線も太いので、鱒とは少し違うというご意見もありますが、これ以上斑点を小さくしたり、線を細くすると、シンボルマークとしては、インパクトに欠けるとのことで、今の形に落ち着きました。
大橋先生をはじめ、多くの方のお知恵やご苦労のおかげでできたシンボルマークです。私にとっては大事な大事な宝物です。これからも大切にしていきたいと思います。
今回は、随分と長文になってしまいました。お許しください。
さて先日、名刺交換をした方から、シンボルマークについての質問をいただきました。シンボルマークについては、以前からいろいろな場所で同じような質問を頂戴していましたので、今回は、シンボルマークができるまでのエピソードを書きたいと思います。
立候補を決意したとき、自分はどんな政治家を目指そうとしているのかを何日も自分自身に問いかけました。
そんなある日、たまたまTVの日光東照宮の特集で、「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が目にとまり、「見ぬふり、聞かぬふり、言うべきことを言わない。なんて政治家にはなりたくない。『見ざる・言わざる・聞かざる』ではなくて、『見ます・言います・聞きます』でなくてはいけない」とふと思いました。
たまたま次の日、友人数人との飲み会がありましたので、その席で皆に意見を聞いたところ、「自分の目で見たり、聞いたりするのはいいが、自分の考えを主張するより、まず人の話を聞くほうが大切だから、順番として聞くことを先にした方がいい」、「言いっぱなしは良くない。きちんと伝える努力をしろ」、「鱒は綺麗な水にすんでいるから、シンボルマークにしたら...」などのアドバイスをいただきました。
そしてその話を、日ごろからお世話になっている大橋啓一先生(広島芸術専門学校校長・ひろしま美術研究所代表)にしたところ、シンボルマークのデザインを快く引き受けてくださいました。
ところが、できあがったシンボルマークを、後援会の皆さんに見ていただいたところ、「こりゃー鱒じゃないで、どっちかいうとヤマメじゃー」、「ほんまよー。鱒の背中には大きい斑点はないで」、「鱒は真ん中に線があるで」といった意見が沢山出てきたのです。
実は、背中の斑点は、シンボルマークを目立たせるために、大橋先生があえてデザインとして、強調していただいていたものですが、皆さんの意見も大切にしなければいけないと思い、恐縮しながら先生に電話をしました。
大橋先生は、図鑑を調べたり、いろいろと魚屋を回って実物の鱒を観察されたそうです。
いろいろ試行錯誤の上出来上がったのが、下のマークです。
まだ、背中の斑点も大きく、おなかの線も太いので、鱒とは少し違うというご意見もありますが、これ以上斑点を小さくしたり、線を細くすると、シンボルマークとしては、インパクトに欠けるとのことで、今の形に落ち着きました。
大橋先生をはじめ、多くの方のお知恵やご苦労のおかげでできたシンボルマークです。私にとっては大事な大事な宝物です。これからも大切にしていきたいと思います。
今回は、随分と長文になってしまいました。お許しください。