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活動レポート&ニュース:2010年4月

会派離脱の理由(わけ)

2010年4月28日

みなさんこんにちは。4月12日に新会派「桜」を立ち上げてから、早いもので2週間が経ちました。

その間に、たくさんの方から一人会派になった理由を尋ねられました。

会派離脱の理由については、何を言っても言い訳にしかならないと思い、活動報告に掲載するのを控えておりましたが、「爽志会の先輩たちと喧嘩したのではないか」とか、「一人になって大丈夫か」等、多くのご心配の声をいただきました。

皆様へのご報告が遅くなり、ご心配をおかけしましたことをお詫びし、あらためて会派離脱の経緯をご報告させていただきます。

会派離脱のわけは、3月26日と3月31日に行われた定例会議の採決がきっかけです。

今回の議会では、オリンピックの招致検討経費や折鶴ミュージアム建設検討経費、市長の海外出張経費の削除を求める修正案をめぐって、市長から再議を求められるなど、議会内でも意見が分かれました。

私の所属していた「爽志会」でも勉強会を開いたり、議論をしましたがいろんな考え方があり、意見が分かれました。私自身はどうしても当局の説明に納得がいかず、オリンピック招致検討予算等を認めることはできませんでした。

ただ、ご心配いただいているような先輩とのけんかや、深刻な意見対立ではありません。

逆に今回の採決にあたっては、先輩方は私の意見を尊重して、会派拘束をかけず、二度も自由投票としてくださいました。これは、会派としては異例なことで、普通はあり得ないことです。意見の違いがあても、普通は会派の多数決によって、会派拘束をかけて、統一行動をとらなくてはいけません。そうでなければ、会派でいることの意味がないと思われます。

その状況下でも、一番年下の私の意見を幹事長以下全員が尊重をしてくださいました。

しかし、いつもいつも自由投票というわけにはいきません。さりとて、今回の市長の再議に納得がいくものでもありません。私は納得がいかない限り、会派に意見をゆだねることはできませんので、オリンピック招致の問題が続く限り、これから先も会派として統一見解を出すことはできません。

これ以上先輩方にご迷惑をかけるのは、申し訳ないので、会派を離脱させていただくようにお願いをしたということです。

会派の先輩方は、迷惑をかけてもいいから一緒にやろうと言ってくださいましたが、私自信がこれ以上ご迷惑をおかけするのが忍びないので、我儘をいって会派を離脱させていただいたというの本当のところです。

これからは、一人で行動し責任も取らなくてはいけません。非常に厳しい状況が続きますが、皆様のご意見をしっかりとお聞きして、広島市のために一層働かせていただきたいと思います。

新会派「桜」で活動します。

2010年4月19日

皆さんこんにちは。久しぶりに市政報告をさせていただきます。

ご報告が遅くなりましたが、さる4月12日づけで、当選以来3年間お世話になってきた会派「爽志会」を脱会させていただき、新たに一人会派として活動させていただくこととしました。

会派の名前については、次の三つの願いを込めて、「桜」としました。

1 日本の心と自然を大切にしたい。
2 決断をするときは潔くあいたい。
3 桜の花は今散り始めているが、夏の暑さに耐え、冬の厳しい寒さに耐えて春には満開の花を咲かせたい。

当初は、別の名前を考えていましたが、さる4月10日に私用で高速道路を走っている時に、とても美しい一本の桜が目に飛び込んできました。

その瞬間、この美しい風景を子供たちや孫たちの代に何としても残していきたいものだと強く感じ、頭の中に本居宣長の詠んだ「敷島の 大和心を人問はば 朝日ににほふ 山桜花」という和歌が浮かんできました。

この歌の意味は、「(敷島)の大和心とは何かと人が聞いたならば、朝日に咲きにおう山桜花が象徴するのだと答えよう」という意味だそうです。

ここまで考えた時に、日本の心や自然を大切にする政治家でありたいと強く思いました。

また、桜をイメージした時に、潔さが思い浮かびます。
政治家は常に決断を迫られます。しかし、その際はどちらかが絶対正しくて、もう一方が絶対に間違っているということはほとんどありません。

実態は、いろいろな方のご意見をお聞きし、いろいろなしがらみの中で、悩みながら決断をしなければなりません。
その時は、私心を捨て公のため働かせていただくように決断をさせていただきたいと思います。そのためには、潔くありたいとの願いです。

また、桜は一本の木に沢山の花が咲いています。
いつかは志を同じくする方々と連携し、力を合わせて今以上に住みよい街づくりのために働かせていただければ、幸せだと思っています。

これからもご指導ご支援をよろしくお願いします。


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2010/04

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